レガシーからクラウドERPへの移行をご希望ですか？ 3つのオプションがあります。
レガシーからクラウド ERPへの移行スペクトラムのどこにいるかに関係なく、Rootstockソフトウェアは、目標をより速く、より低いコストで、より少ないリスクで達成するのに役立ちます。
いまだにオンプレミスのERPアプリケーションを使用している人は、レガシーERPアプリケーションが、最新化とデジタルトランスフォーメーションの妨げになっていることを知っています。複雑なサプライチェーンと大規模な製造業務を伴う有形製品の製造、流通、サービスを行っている場合はなおさらです。
通常、レガシーERPの高額なコスト、技術的陳腐化、柔軟性の欠如を考えれば、新しいシステムの導入にためらう理由はないでしょう。 ERPは極めて重要なシステムであり、うまく機能しなければ、深刻な影響をもたらします。移行プロジェクトでは、スピード感に注意しつつ賢くリソースを振り向けるのがよいでしょう。
Rootstockには、クラウドERPへの移行に役立つ3つのオプションがあります。 貴社のビジネス環境と、お望みのアプローチによって選択肢は違ってきます。
ERPの導入戦略の1つは、レガシーERPのデータをSalesforceなどのCRMと連携させることです。 この方法は、何か問題が起きたらレガシーシステムに戻せるため、最もリスクが少ないと考えられています。 この戦略は、2つのシステムを同時に稼働させ続けるために、より多くの組織リソースを必要とし、コストがかかるアプローチとなります。 さらに、手作業によって重複して入力しまうリスクも高くなります。 しかし、このERPの導入方法は、ビジネスの中断をできるだけ少なくし、常に稼働し続ける必要がある重要不可欠な機能を使い続けたい企業にとって、最適な選択肢となります。
RootstockのERPデータ・フレームワークがこのオプションを可能にします。レガシーERPの情報をSalesforceプラットフォーム上に入力することで、Salesforceユーザーに対するERP情報の把握が強化されます。 ビジネスプロセスは、レガシー ERPシステムに残ります。 データのみが移行されます。
ERPデータ・フレームワークは、Salesforceプラットフォーム上に存在するプリセットされたERPデータ・オブジェクトのコレクションです。 これにより、レガシーERPシステムのフィールドやテーブルと一致するカスタムERPオブジェクトを定義する必要がなくなります。 Mulesoft、Jitterbit、またはお好きな統合ツールを使用して、RootstockのAPIを介して簡単に入力ができます。 インストールウィザードは、インストールプロセスをスピードアップします。 レガシーシステムからのデータマッピングが大幅に簡素化されるため、より迅速な統合が可能になります。 また、ERPデータ・フレームワークにデータが入力されると、Salesforceユーザーは、在庫、生産スケジュール、原価計算、請求書、返品、その他のデータなど、顧客およびERPに関する360度の視野を取得できます。
RootstockのERP データ・フレームワークの詳細については、この2分間のビデオをご覧ください！
もう1つのERP導入戦略は、ビジネスユニットをクラウドERPに移行することで、より段階的なアプローチを取る方法です。 たとえば、特別な操作をクラウドにすばやく移動させ、大規模な移行まで待たずに済むようにする戦略です。 このERPの2階層のアプローチなら、Rootstock ERPを使用した特別なオペレーションも、会社のレガシーシステムに接続することが可能です。 2階層ERPは、プロセス別と事業部別の2つの方法で導入できます。
「プロセスベース」の2階層ERPアプローチなら、一部のプロセスをCRMと共にSalesforceクラウドに移行できます。 Rootstockはモジュール方式で設計されているので、簡単に対応できます。 CRMとERPが密接に関係しているお客様サービスやお客様対応業務を改善したい場合は、この方法が最善だと考えられます。 たとえば、Salesforce CRMおよびCPQ内の在庫および販売可能在庫数量情報にアクセスするために、在庫管理をクラウドに移行できます。
Salesforceフィールド・サービスを使用すれば、企業システムとは別に、現場レベルでFSLと完全に統合された部品在庫専用のシステムを作成できます。 どちらの場合も、Rootstock ERPは必要に応じて既存のERPシステムと統合できます。
2階層ERP導入戦略のもう1つのオプションは、Rootstock ERPを使用して専用のビジネスユニットをクラウドに完全に移行し、1つのクラウドで販売、製造、流通、サプライチェーン、財務管理を自己完結型に近いオペレーションとして管理することです。 Rootstockは、財務データを定期的に親会社のERPシステムに供給して、グループ連結および企業単体レポートを作成します。 一部のビジネスユニットで、よりアジャイルなERPシステムが必要な場合、または会社の現在のレガシーシステムと一致しないユニットがある場合は、この戦略を検討してみてください。
最適なERP導入戦略は、レガシーERPをRootstockクラウドERPのような最新のERPシステムに完全に置き換えることです。 一度にクラウドERPに移行することも、モジュール単位で段階的に展開することも可能です。 RootstockクラウドERPソフトウェアは、受注管理、在庫、作業現場管理、エンジニアリングからサプライチェーン、財務管理まで、あらゆるビジネスを360度の視野で見渡せるようにします。
Rootstock ERPとSalesforceプラットフォームが、スムーズな移行に理想的な組み合わせである理由は3つあります。
CRMとERPの統合という、困難でリスクの高い作業を避けられます。 Rootstock ERPは、Salesforce CRMと同じクラウド環境に「ぴったりとはまる」ので、機能横断的なワークフローやビジネスプロセスおよび報告を単純化します。 Rootstock ERPとSalesforce CRMを使用すると、顧客の360度ビュー情報を含む、1つにまとめられた情報源をご利用いただけます。 より効率的なプロセスがフロントオフィスとバックオフィスに普及します。
貴社がお持ちのSalesforceのスキルを最大限に活用できます。 Rootstockは、Salesforce CRMクラウド管理ツールセットを活用します。そのため、ユーザー管理、ワークフロー設定、ダッシュボード構築、プラットフォーム開発および統合ツール操作など、貴社がすでにお持ちのあらゆる経験を活用できます。 また、最新の製造スキルがいくつか不足していても、Salesforceは、貴社のチームを補完する多くの人材を用意しています。
「コードを使用せず、クリックだけの作業」をすることによって、時間と手間が削減できます。 この方法でRootstock ERPとプラットフォームを構成すれば、レガシーERPで直面していた扱いにくさや手間がなくなります。 これにより、ビジネスユーザーの手に多くの機能が委ねられ、ITの負担が軽減されます。
あなたの組織に最適なERPの導入方法はどれだと思いますか？ いくつかの要因によってどれを選ぶかが変わってきます。 RootstockクラウドERPは、貴社が最適なERP導入戦略を選択できるように、資料リストを作成しました：
当社のERP専門家チームが、貴社に最適なERP導入戦略の選択をサポートします。 私たちのチームにご連絡ください。お客様独自のビジネスニーズに合わせたご提案をいたします。
